昔の味たまご農場の暑さへの取り組み

暑いですね~。忙しくて収穫が遅れたら、お化けキュウリになってました。
「ほら!みんな~小顔に写るキュウリだよ~」って言う写真です(笑)

 

卵も暑いと大きくなりません。昔の味たまご農場の暑さ対策

最近ニュースでもちょくちょく、取り上げてくれてますが、猛暑で卵が大きくならないのは本当です。

それには、もうちょっと深い話があるんですね。

年々、小さな卵の需要が高まり、それに伴って鶏も小さな体に改良されてきました。

改良と聞くと遺伝子操作とかそんなイメージですが、そんな怖い事では無いですよ。

小さな親から、小さな子供が生まれてと言うのを繰り返して、少しづつ小さくなってます。

15年前はボリスブラウンと言う鶏の体重は2.7キロ程度あったらしいのですが、今は2キロ程度です。かなり小さい。

体も小さいから卵も小さいのですが、その小さい鶏がこの暑さで食欲がなくなり、卵の材料である餌を食べないので卵がさらに小さくなっています。

鶏の話はまた別の機会に書きますね。

 

昔の味たまご農場の鶏舎は、このように屋根が非常に高くとってあり、断熱材があるため太陽の熱が鶏に伝わりづらくなっています。

また屋根が高い事で風通りが良く、温度を下げる事に一役買っています。

そして、この大型扇風機。全部で18台設置してあります。この扇風機で強制的に風を起こしています。

 

鶏舎は壁が少ない設計となっています。

これを開放型鶏舎と言います。これとは逆に完全に密閉されている鶏舎をウィンドレスと言います。

最新式はウィンドレスです。

どちらも一長一短ありますが、卵を作る事だけを考えるならウィンドレズに軍配があがります。

開放型は病気に強いと言われていますね。

ちなみに昔の味たまご農場の鶏舎は30年近く前に建てられました。

自慢ですがよく手入れされてますよね(笑)

スタッフさん優秀です!

 

放射冷却で冷たい空気を作ります

 

屋根からは水が出せるようになっています。

これは、わたし、どんべえの手作りです(^^v

これは単純に屋根を冷やすだけでなく、冷たい空気を作る狙いがあるのです。

 

暗い所に露出を合わせたのですが、空が真っ白ですね。よっぽどギラギラの太陽です^^;

昔の味たまご農場の鶏舎は50メートルほどあります。

ちょっと見づらいですが、手前から奥まで水が滴っているのが分かりますか?

これによって、鶏舎の周りに水たまりが出来ます。

 

鶏舎の中から金網越しに撮りました。

こんな感じでうっすらと水たまりが出来ます。

打ち水と同じ効果ですね。

放射冷却で涼しい空気が作られて、鶏舎を歩くとひやっとする空気が下から入ってきます。

それでも今年の猛暑はやばいですね。鶏が心配で夜に様子を見に行ったりしました。

とは言え何もできないんですけどね。

 

そう言えば、うちの嫁さんも小顔キュウリで喜んで写真撮らせてくれました^^

本人は「ほんとに小顔だ~」って喜んでました^^

このキュウリは、塩もみにして美味しく頂きました。

そうそう、夏は卵も水っぽくなってしまうので、大きいものより小さなサイズの方がしっかりしていて美味しいですよ。

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昔の味たまご農場は、ここ相模原市で昭和30年代から養鶏場を営んで参りました。 少しずつお取引先も増え、多くの料理人からも認められるようになりました。 また多くの自然食品のお店でも販売して頂いております。 瞬間的に美味しい卵を作るのは簡単ですが、作り続けるのは簡単ではありません。 美味しいだけでなく、安定感のある品質が多くのシェフ、料理人から愛される理由の一つです。

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