【ピータンの作り方】続・鶏の卵でピータンの自作は成功するのか?
ピータンは自作出来るのか?
この記事は、前々回・昔の味たまごでピータンを作りたい!
前回・鶏の卵でピータンの自作は成功するのか?の続きです。
ピータン作り成功か?
前回の記事でピータン作りは失敗していました。
記事の終わりで上の写真を載せて、別の実験を並行して進めていますと言う感じで括ったのですが、これはその続きです。
二か月経ってもPh値キープ!
前回までのピータン作りは失敗に終わっていたのですが、その原因はペーハー値を長くキープ出来ないことにあると予想して、別の実験を進めていました。
そして今回の実験を始めて2か月が経ちましたので、まずはペーハーを測ってみます。
お!!
強アルカリキープです!
これは期待大です。
ピータンいよいよ成功か?
早速、割ってみます。
お~やった!
ピータンだ~(*^皿^*)ノ
ちょっと卵白がゼリー状になっていて形が崩れていますが、間違いなくメイラード反応を起こしています。
黄丹粉(一酸化鉛)を入れれば卵白も簡単に固まるそうですが、鉛は人間にとって必要なミネラルではないですので出来れば使いたくはないですね。
まだいくつか漬け込んであるので、もうちょっと漬け込んでみて変化を見たいと思います。
ピータンが生まれた土地の土には鉛が含まれていた?
アヒルが泥と灰が混ざった中に卵を産んでしまい、アルカリ性の灰の中に埋もれた卵が、数か月後に発見されたらピータンになっていたと言うのが、有名なピータンの誕生秘話です。
しかし、その話にも続きがありました。
確実な話ではありませんが、ピータンが生まれた土地には鉛が含まれていたのだとか。
粘土なら何でも良いのではなく、その土地の土でアヒルの卵を包むからピータンになるんだと言う話を聞いたことがあります。
強アルカリであることも重要ですが、鉛があると卵白が凝固しやすいようです。
ちなみに一日、何十個ものピータンを何十年も食べ続けないと、鉛中毒にはならないそうです。
試食~(*≧∀≦)
試し食いです!
ん~ ( ̄・ ̄
・・・
うはは~ピータンだ!うまい~!
はたして食用に適しているのかは別にして(笑)うまいです。
今度、食用に適しているか検査してみたいですね。
さらに漬け込んでどうなるか?
はたして食べれるのか?
ピータンシリーズまだ続きますよ。
大学で畜産物利用学という教科の先生はピータンを作って食べていたそうです。粘土は左官屋さんから分けてもらうといい、と言っていました。
ピータンは好物です。初めて食べたのは秋葉原の駅ビルの中の店で買ったものでした。最近は中華料理屋で忘年会をするとき食べるだけです。
へべれけさん、情報ありがとうござます。
農産物利用額なんて言うのがあるのですね、知りませんでした。
機会があればお話しを聞いてみたいです^^
アヒルの雛が出来る卵はありますか?
当農場では、アヒルは飼育しておりません。
鶏だけになりますし、無精卵ですので雛は生まれません。