フランス料理MA店様
横浜のMA店様にお話を伺いました。お忙しい中ありがとうございました。
いつもありがとうございます。たまご屋でーす。
あ! いつもご苦労様です。ごめんなさい、いつもちょっとしか頼まないで。
いや充分ですよ。それに通りすがりですから。こちらこそ助かってます。
たまご屋さん、コンソメって分かります?
あ、はい、もちろん。
あれどうやって作るか知ってますか?
いや、作り方は知らないですね。
コンソメって、作るものなんですか? あのキューブのやつですよね。
コンソメって、作るものなんですか? あのキューブのやつですよね。
そうですそうです。実はですね、あれ作るのも卵白がすごい重要なんですよ。
そうなんですか、卵白のダシが出るんですか?
いや、そうじゃなくてですね。あれって、ものすごく沢山の具材からダシを取るんです。
すごく長い時間かけて大きいナベで煮込むんですけど、仕上げのところで牛挽肉と
野菜を卵白で混ぜたペースト見たいなやつで鍋に蓋するんですよ。
その蓋の真ん中を丁寧にすくって、ドーナツ型に土手を作って、じーっと待つと、
煮込んだスープが澄んでくるんです。それがコンソメスープなんです。
すごく長い時間かけて大きいナベで煮込むんですけど、仕上げのところで牛挽肉と
野菜を卵白で混ぜたペースト見たいなやつで鍋に蓋するんですよ。
その蓋の真ん中を丁寧にすくって、ドーナツ型に土手を作って、じーっと待つと、
煮込んだスープが澄んでくるんです。それがコンソメスープなんです。
面倒くさいですねー。キューブの方が使い勝手いいですね。
はは、そうですね。でも作ったスープは美味しいですよー。
けっこう失敗するんですけどね、フタしたペーストが崩れちゃう。
けっこう失敗するんですけどね、フタしたペーストが崩れちゃう。
その場合どうするんですか?
1から!!
え~、泣けますね!
泣けますよー。何時間も鍋に付きっきりで、最後の最後に失敗ですからね。
だからコンソメ作る時はシェフと「今日は勝った? 負けた?」とか
言いながらやってます。それがですね・・・なんと!
・・・このたまご使ってから負け無しです!!
だからコンソメ作る時はシェフと「今日は勝った? 負けた?」とか
言いながらやってます。それがですね・・・なんと!
・・・このたまご使ってから負け無しです!!
おー!そんなところでもたまごの善し悪しが出るなんて!
いや、今度から営業トークに使わせてもらいます。
いや、今度から営業トークに使わせてもらいます。
ぜひ使って。あまりコンソメ作るお店って少ないと思うけど、
作るお店にはすごく重宝されますよ。
作るお店にはすごく重宝されますよ。
・・・後日、この原稿を読んでもらい、補足をいただきました。
「コンソメは卵白を入れれば入れるほど澄みますが、多すぎると卵白臭さと、味も卵白が吸収してしまい薄くなってしまいます。良い新鮮なコシの強い卵白をコンソメに使うと少量で、コンソメが澄むのです」
昔の味たまごの卵白の強さを褒めていただき、またとても重宝しているとのこと。我々も鼻が高いです。