昔の味たまご農場です。
今日は寒いです。こんな日は暖かい鶏舎で清掃作業がいいですね。
掃除機を使い、積もった埃を掃除します。

左が掃除前、右が掃除後です。
綺麗になるとすっきりしますね。
手入れをするたびに鶏舎を大切に思えるから不思議です。

二時間ほどかけて一列を終えました。

隣もやりたいのですが、明日は雪が降る可能性があるとの事なので、動ける内におがくずを取りに行きます。
おがくずは鶏糞を堆肥化するために大切な材料になります。

一時醗酵中の堆肥です。
湯気を出し、激しく醗酵しています。
養鶏農家にとって鶏糞の処理は重要な仕事です。
放っておくだけでは鶏糞は醗酵しません。腐って悪臭を放ち、ハエが大量に発生してしまいます。
そのままでは窒素やリン酸も多く、畑に撒くには適切ではありません。
おがくずや剪定枝を混ぜて、水分調整をし、空気を含ませるために撹拌を繰り返します。
そうすることで醗酵し、窒素、リン酸の値も低くなります。

で、そのためのおがくずを製材所まで取りに来ました。

貯まってます。
我々にしたら、大切な材料ですが、製材所にとってはゴミになります。
こちらも感謝しますが、あちらも喜んでくれます。

目いっぱい積みました。
それにしても寒い！
鶏糞の堆肥化と鶏舎の話もご一読ください。