鶏舎を衛生的に保つため空気の入れ替えをします
昔の味たまご農場です。つい先日、雛が入りました。上の写真が新入生の雛たちです。
一生懸命手入れした鶏舎に雛を入れるのは気持ちがいいですね。
当農場では大雛導入と言って、120日齢の雛を仕入れています。
120日で入ってきた雛は、130~140日頃から少しずつ卵を産み始めます。
導入直後の雛は移動や、環境変化のストレスにさらされています。
また産卵が始まると産卵すること自体がストレスになりますので、導入直後から産卵ピークを越えてしばらくするまでは特に気を配ります。
日齢で言うと220日前後までは安心出来ません。
さて、雛が居る鶏舎の空気の入れ替えをします。
カーテンを開けて、この大型の扇風機を回します。
5分ほど回して、入れ替え終了です。
早く元気に卵を産んで欲しいですね。
この扇風機は、一つの鶏舎につき6台設置されており、夏は一日中まわします。
鶏は暑いのに弱いのですが、屋根が高く風が抜けやすい仕組みのこの鶏舎のおかげで、夏でも大幅に品質を落とすことなく卵をご提供しております。
品質が安定しているのも、料理人の方々に愛される理由の一つだと思っています。
実は瞬間的に美味しい卵を作るのは簡単です。
でもそれを作り続けるのは簡単ではありません。
地味なことですが、手を抜かず作業することが一番大切です。
少しでも卵を良くしたい!
そう考えて仕事すると、どんな作業もやりがいがあります。