10個入りのパックに双子のたまごがいくつも入っている件についてご説明いたします

 

一つのパックに双子のたまごが沢山入っている事があるのだけど、産卵誘発剤みたいな物を与えているのですか?

いつも昔の味たまごをご利用いただき、ありがとうございます。

ここ数日で、二人のお客様からLサイズ10個入りのパックに「双子のたまごがいくつも入っていて、ビックリした」とお伝えいただきました。

お二人とも当農場の事は信頼してくださっているので、何か疑う事も無く純粋にラッキー!見たいな感じで報告してくださったんですね。

で!そこで気が付いたんです。

これって、信頼が築けてないお客様は昔の味たまご農場の事を良く思わないんじゃないでしょうか?

産卵誘発剤のような物を使っているのではないか?みたいな事を考えてしまうかもしれない。

結論から言うと、そんなもの(産卵誘発剤)は使っていません!

では、原因をご説明いたします。

今日は令和4年6月11日です。

少し前、5月23日にヒナがやって来ました。

雛鳥(と言っても画像のようにしっかり鶏の姿をしています)は小さい卵を産んでくれます。

雛はまだ産卵のサイクルが上手く整っておらず、双子のたまごを産む事が多いです。

小さい卵を産む事が多いヒナ達ですが、双子のたまごは大きいことがあります。

黄身が2つ入るから当然大きくなるんですね。

・ヒナは双子のたまごを産む事が多い

・双子のたまごは大きくなりがち

この2つの材料から考察すると、

双子のたまごが集中して入っていたお客様がお買い求めいただいたLサイズの卵はヒナ達が産んでくれた卵の可能性が高いです

当農場では日齢の違う鶏たちが、9ロット入ります。

現在は7ロット飼育しています。

日齢ごとに多少、品質にばらつきがあります。

雛のたまごだけが集中して双子ばかりになるのもその一つ。

ですので、集卵する時は全体の機械を同時に回して卵を集めます。

そうする事でロットごとの品質のばらつきがないようにしています。

ところが、それをコントロールする機械が壊れてしまったんです。

インバーターと呼ばれる機械が壊れてしまい、全てのロットを同時に集める事が出来なくなりました。そしてコロナのせいで修理が出来ず!

これがインバーターです。

このインバーターが壊れたおかげで、各ロットごとに卵を集める事になりました。

当然、ヒナ達が産んだも固まってしまい、10個の内に3つも4つも双子のたまごが固まって入るような現象が起こっています。

で、厄介なのがコロナです。半導体の製造が間に合わないってよく聞きますよね。

車を注文しても納車に数年かかる、みたいなあれと一緒です。

発注はしているのですが、納期の予定が立ちません。う~ん、困った。

双子のたまごが沢山入っていたらラッキー!と思ってください。

双子のたまごがいくつも入っていたら、ちょっと気持ち悪いですよね。

でも、ヒナが産んでくれる卵は品質も良いです。

双子のたまごが集中していたら、それ当たりです。

ヒナ達が産んでくれる初産のたまごも好評販売中です。

直売所で皆様のお越しを心よりお待ちしております^^

 

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昔の味たまご農場は、ここ相模原市で昭和30年代から養鶏場を営んで参りました。 少しずつお取引先も増え、多くの料理人からも認められるようになりました。 また多くの自然食品のお店でも販売して頂いております。 瞬間的に美味しい卵を作るのは簡単ですが、作り続けるのは簡単ではありません。 美味しいだけでなく、安定感のある品質が多くのシェフ、料理人から愛される理由の一つです。

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