軟卵て何なん?
どんべえです。今年もプール開きしました^^
詳しくは後ほど。
殻の無い卵、それが軟卵
軟卵なんて言葉聞いた事ないですよね。
軟卵とは殻の無い卵。こんな卵、見た事ありますか?
めずらしいですよね。
卵の殻の内側には卵殻膜と言う、薄い膜があります。ゆで卵で剥けない、あの薄皮です。
軟卵は殻が形成されずに、卵殻膜だけで生まれてきた卵なんです。
卵殻膜って意外と強いんですよ、ちょっとびっくりですよね。
ほら、押したところが凹んだままです。
卵殻の形跡は全くないように見えますが、表面には微細な石灰の粒が付着しています。
乳頭突起と呼ばれるのですが、これを起点に卵殻が形成されていきます。
本当はもっと小難しい理屈があるのですが、私には理解が出来ませんでした(笑)
卵かけご飯は無理ですが・・・
卵殻膜も雑菌の侵入を防ぐ役割も持っています、とは言え殻がないので雑菌の侵入のリスクが高くなっています。
六か月経った卵で、卵かけご飯する私ですが流石にこれは卵かけご飯で食べる気にはなれませんね^^;
ですので、ゆで卵で頂くことにします。
そうそう、軟卵はつるっと剥けちゃいます。なぜか!
新鮮な卵をゆで卵にすると薄皮が剥けませんよね。
あれ、なんでだかご存知ですか?
まず、卵殻膜は網目状の構造をしています。
そして、新鮮な卵ほど炭酸ガスを沢山含んでいます。
新鮮な卵を茹でると、炭酸ガスが外に出ようとするんですね。
出ようとする時に殻があるため逃げ場が無くて、白身を卵殻膜に押し付けてしまいます。
網目状の卵殻膜に押し付けられることによって、網目に卵白が食い込んでしまい剥けなくなってしまうんです。
殻が無い軟卵の場合、炭酸ガスがスムーズに出ていけるので、新鮮なまま茹でてもつるっと剥けるのです。
卵の鈍端部(尖ってない方です)にヒビを入れて茹でると剥けやすくなるのも、炭酸ガスがスムーズに出ていけるからです。
と言っても新鮮な卵はやはり剥けずらいですけどね。
古い卵の方ががゆで卵に向いているもう一つの理由
古い方が剥けやすいだけでなく、実は食感も良くなります。
古い卵は炭酸ガスが抜けているため、茹卵を作ると白身の歯ごたえが良くなります。
「ぎゅむ」っとした感じ^^
新鮮な卵だと、ちょっとぼそぼそした感じになります。
個人差はあると思うのですが、私は古い卵で作った方が好きですね。
ちょうど良い茹で時間については、7月1日発行の昔の味たまご通信(pdf)でどうぞ^^
卵屋のプール開き
今年もでっかいプールを出しました。
嫁さんとお袋で頑張って作ってくれたんですよ。
なかなかやりますよね。お袋は写真NGだって。
井戸から直結の散水栓でドバーっと水を入れていきます。
うはは、お袋が変なかっこしてますね^^
きっとプールに飛び込むイメージです。
長女の友達やらパートさんの子供たちやらで、連日のように賑わってます^^
奥で青い水着を着てるのが長女、真ん中辺りで動物の浮き輪に乗ってるのが次女です。
次女は、おにーさん、おねーさん達に交じっても物怖じしないで遊んでます。逞しい!
私は忙しいから今年は止めようと言ったのですが、お袋と嫁さんが率先して準備してくれました。
子どもたちに良い思いでを作ってやれて良かったね。