ゆで卵の賞味期限、消費期限は生卵に比べ、短い!
昔の味たまご農場のどんべえです。元日の夕方の様子。
元日は独りで仕事をするので、けっこう忙しいんです。
夕方にはくたびれてソファーで寝てしまいました^^;
小太郎も寒かったのか、狭いソファーに潜り込んできたそうです。
小太郎君のYouTubeチャンネルもよろしくです。
親ばか全開ですが、可愛いので見てやってください^^
ゆで卵の賞味期限について
卵が悪くなるといけないから、茹でてから保存しています
そんなお言葉を聞いた事があります。
ちょっとまった~!
卵は茹でてしまうと、賞味期限も消費期限も短くなります。
もし茹卵にしたら、茹でてから3~4日以内に召し上がって下さい。
殻が完璧な状態であれば、10℃で保存した場合、茹でてから14日程度は食べられます。
しかし茹でる工程で目視出来ないようなヒビが入ってしまう事はよくあります。
そのリスクを考えると茹でてからの消費期限は3~4日と思ってください。
生卵に秘められたパワー
ひよこが卵から孵化するまでに3週間かかります。
体温が40度もある親鶏が長期間卵を温める訳ですが、それでも卵は腐りません。
これは、卵白に含まれる炭酸ガスやリゾチウムの力が働いています。
炭酸ガスはお菓子の袋などにも充填されてますよね。
白身に含まれる炭酸ガスも卵の劣化を抑制する効果があります。
そしてリゾチウム。これは風邪薬にも含まれていますね。
風邪薬のリゾチウムは卵白から抽出します。
このリゾチウムが雑菌の活動を抑制するので、生卵の消費期限は長いのです。
私が命をかけて行った卵の消費期限の実験!(笑)
もご参照下さい^^
冷蔵庫の卵が食べられるのか不安な方
も合わせてご覧ください。
この実験はなかなか上手く表現できたので、ぜひ見て欲しいです!
卵の賞味期限、消費期限について知って欲しいたった一つの事!
卵の消費期限について、一つだけ覚えていて欲しいのは、
30℃の気温の中に2週間、生卵を放置した場合、食べたら食中毒を起こす可能性がある卵が10万個のうち3個ある
と言う事。そのくらいの確率なんです。
冷蔵庫に入れておけば、そこまで不安になる必要はありません。
いつの卵か分からない時は、水に浮かせてみる。
それでも不安だったら加熱調理してください。
卵はとても体に良い食材です。
捨てずに召し上がって下さいね。
若鶏の産む小さな卵に秘められたパワーを検証しました。
ご興味がありましたらどうぞ^^