卵を食べるとコレステロール値が上がるのは嘘?
どんべえです。先日、映画えんとつ町のプペル見てきました。
数年前、絵本えんとつ町のプペルの存在を知って、それに感動したんですね。
それがきっかけで養鶏農家として何かしなければ!と言う想いでYOLO BURGERを始めました。
私はテレビをほとんど見ないので、キングコングさんがあまりテレビに出なくなった事とかも全く知らなくて、いきなり西野亮廣さんが絵本作家になっているからびっくりしました。
そうとう苦労されたんだろうな~、私もそこそこ大変だったな~、そんな思いで見てたら泣けましたね。
子供たちもあの絵本が映画になった!と興味津々でしたよ。絵本がしっかり伏線になってるなんて驚きです。
実はつい最近エンタメ研究所サロンメンバーになりました。
前置きが長くなったけど、今日の本題、卵のコレステロールについてです。
卵のコレステロールは体に良い物だった事が分かりました
卵には多くのコレステロールが含まれています。
コレステロールとは?
- 細胞膜の材料になる …細胞膜は細胞への栄養素の出入りをコントロールする
- 胆汁酸の材料になる …胆汁酸は摂取した脂肪の消化・吸収を助ける
- ホルモンの材料になる …男性・女性ホルモンや副腎皮質ホルモンを生成する
長年、卵を沢山食べるとコレステロールが上がってしまうと言われてきましたが、ここ数年でだいぶ間違った知識が払拭されてきました。
そう!卵は一日三個食べてもなんの問題もありません。
なぜなら人間は体内でコレステロールをコントロールできるからです!
なぜ「卵を食べるとコレステロール値が高くなる」と言われていたのかと言うと、実験対象がウサギだったためです。
草食動物のウサギはコレステロールをコントロールする機能がありません。でも人間は違うのです。
人間はコレステロールを体内で作っているって知ってた?
そもそも人間はコレステロールを体内で作っています。
それもけっこう沢山。
体内では常に一定量のコレステロールが必要であるためです。
食事などで外部からコレステロールが入って来ると、体は作る量を制限してコントロールしています。
私たちが食事から摂るコレステロール量は1日約0.3~0.5gで、体内で合成される1日約1~1.5g。
体内で作るくらいですから、人間にとってコレステロールは必須の成分なのです。
悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の違い
さて!これは意外と知られていない事実だと思います。
「悪玉コレステロール」のように、「悪玉」と聞くと体に悪い物と思われがちですが、大きな誤解です。
悪玉コレステロール(LDL)は低比重リポたんぱく質と言われ、体中に体内で生成されたコレステロールを届ける役割を担っています。
つまり必須のコレステロール。
では、善玉コレステロール(HDL)の役目はなんぞや?と言うと、余分な悪玉コレステロール(LDL)を回収して肝臓に戻す役割をしています。
ちなみに、高比重リポたんぱく質と言います。
悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)のバランスが大切で、悪玉コレステロール(LDL)は悪者ではないんですね。
3分でわかるコレステロールとは?|血管健康くらぶを参照しました。
とても分かりやすいページですよ。
コレステロールに善玉、悪玉と名前が付いてるのがいけないですね。
卵黄(黄身)に含まれるレシチンはHDL(善玉コレステロール)を増やす
善玉、悪玉と名前が付いてるのがいけないと言いつつ、善玉コレステロールが増えますとか書いてます^^;
卵黄(黄身)にはレシチンと言う成分が含まれています。
このレシチンはとても優れもの。
コレステロールは余分になってしまうと、血管内で酸化し、動脈硬化などを引き起こしてしまう可能性があります。
レシチンは、こうした血中のコレステロールを溶かし、余分なコレステロールが溜まるのを防いでくれます。
さらに、善玉コレステロール(HDL)を増やしてくれるので、悪玉コレステロール(LDL)を減らしてくれます。
美肌効果や肝機能を高める効果もあります。
まだまだ沢山ある!卵の健康効果についてお勧め動画
お客さんからこんな素晴らしい動画を教えて頂きました。
卵の驚くべき健康効果が紹介されています。かなりお勧め。